01.誰もが住みやすいまち福岡について
福岡市の発展の原動力は「市民」です。福岡市に住みたい、住み続けたいと思ってもらう、福岡市に住む価値を見出してもらうことが重要です。
市民が安心して子どもを産み、育てることができる“まち”、高齢者も障がい者も在住外国人も活き活きと生活できる“まち”、地域の誰もが安全安心に暮らせる“まち”、都市と自然・歴史・環境が調和した“まち”、このような価値を高める政策を実現するため、次の事項について、特段のご配慮をお願いします。
（１）安心して産み・子育てしやすい環境づくりについて
- 少子化対策としての婚活支援の実施
- 小規模保育や幼稚園の認定こども園化等による待機児童の解消
- 保育士の処遇改善等による子育て支援の質の向上
- 一般不妊治療への医療費助成の推進、不妊治療専門相談センターの啓発強化
- 児童虐待の防止・予防対策の強化
（２）子どもの未来を育む教育について
- 中学校区単位での教育ICT化の推進による授業の質の向上
- 部活動指導員の導入による安定的・継続的な部活動体制の構築
- 教員の資質・能力向上による学校教育の活性化の推進
- 学校規模適正化の推進
- 学校施設の老朽化対策等、教育環境整備の推進
- 不登校児童生徒への支援強化
- 小中学校における防災対策、避難訓練及び公的備蓄の推進
- 学校や家庭でのスマホ・SNS依存予防啓発、メディアリテラシー教育の推進
- 完全土曜日授業の実施と職員の業務負担軽減のためのICT化の推進
- 地域・行政と連携した通学路の安全対策・整備推進
- 特別支援教育の推進
- 郷土愛や規範意識を育む道徳教育の推進
- アントレプレナーシップ教育の推進
- 学力パワーアップ総合推進事業（ふれあい学び舎事業）
- 帰国・外国人児童への支援（子ども日本語サポートプロジェクト）
（３）支える福祉の推進について
- 高齢者の在宅医療・介護の推進のための施策の充実
- 障がい者（特に発達障がい者、知的障がい者）の就労支援対策の強化
- 生活保護の医療扶助の適正化・重症化予防の推進
- 人生100年時代の健寿社会モデルの創出（福岡100の取組推進）
（４）共創による地域づくりについて
- 共創による地域づくりに向けた担い手確保・育成の推進
- 地域への協力依頼等の見直し
（５）安全・安心・快適な市民生活について
- 無料公衆無線LANの整備促進と災害時の通信手段の確保
- 防犯カメラの設置推進と助成拡大、PRの実施
- 自主防災組織の体制強化と活動促進
- 地域防災の担い手確保、育成の推進
- 引っ越し手続きをはじめとした区役所窓口のＩＣＴ化の推進
（６）福岡の豊かな自然環境、文化を活かしたまちづくりについて
- 様々なスポーツニーズに合わせた環境整備の推進
- 博多旧市街プロジェクトの推進
- 農林水産業のＩＣＴ化の推進
- 魚のおいしいまちとしての魅力発信など観光の視点からの鮮魚市場の活用
- 拠点文化施設の早期整備等、文化芸術振興施策の推進